昨年、思うところがあって京都のとある大学院(通信過程)に入学しました。
ところが、タイミング悪く2冊の本を立て続けに執筆することになり(好きで書いたのですが)、2年間での卒業がきわめて厳しい見通しになっています。
でも、とにかくやるしかありません。
ということで金曜日から日曜日まで京都までスクーリングに行ってきました。
学術的な収穫はいつか書くとして、帰りの新幹線で嬉しい出会いが。
二人席の廊下側に座ると隣は映画から抜け出てきたような、知的なムードの美しい金髪の女性です。
思わず、自分の英語力も省みず話しかけてしまいました。
フランスから日本人の彼氏を追って来日した(来日後、極めて専門性の高い職業についています)ということで、
日本語と英語を織り交ぜ、京都から品川までの約2時間、日仏文化交流をしてきました。
私にとっては、2時間楽しく話ができただけでも大きな収穫でしたが、
フランスの教育事情まで直接聞くことができ、本当に有意義でした。
(一番驚いたのは彼女が『いじめ』のフランス語を思い出せなかったことです)
先日、ある研究者と
「大陸ヨーロッパブームを造らにゃいかん」
と話したばかりだったので、私は勝手に運命だと解釈することにしました。