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フランス教育事情

昨日の続きです。


新幹線の中でフランス人女性から教えていだいたフランスの教育事情は、

私がイメージしていた以上に「欧米的」でした。


まず、高校生までは、日本の高校ほどは勉強しないとのことでした(日本の高校生もアジアの中では勉強するほうではないのですが)。

ところが、高校最後の年はそれなりに勉強しないと卒業できません。
実際、留年する人も大勢います。
そのかわり、高校を卒業するとほとんどの国立大学に入学できるのです(医学部もです)。

しかし。1年生が2年生に進級できる確率は、医学部の場合なんと10パーセント以下!
法学部も20パーセント程度しか進級できないとのこと。
挫折した青年たちは、自分なりの職業を探して社会に出て行くそうです。


教育論を語るときに、安易に

「欧米のように入り口を簡単にして出口を難しくすればよい」

と、したり顔で言う人がいまだにいますが、日本がフランス流を取り入れたら、

社会はフリーターだらけになるでしょう。


 ※ フリーター・ニートの議論になると、リベラルな方はすぐに労働政策論オンリーの
  話になりますが(企業が雇用の一定数を非正規雇用枠にしている限りフリーターは
  必ず誕生するのは当然だ等)、知的上位層にフリーターが少なくないのは、欧米には
  見られない日本の特徴です…韓国にもその傾向があったかも。