東京昭島市の中学生5人が校内で同級生に暴行・障害を行ったとして逮捕されました。
本事件の画期的なところは、逮捕に至った経緯が男性教諭(37)がクラスの雰囲気がおかしいと察知し、「何があったか書いてほしい」と紙を配り、11人の生徒が事件を証言し、犯行が発覚した点です。しかも、学校はそれを「よくあるいじめ」として隠蔽することなく、ちゃんと警察に相談していた。
一握りの心ある先生により(そして、それを握りつぶさなかった校長により)学校が正常化へと向かっているのです。
学校がまともに運営されることを願う人間は、このような動きこそ支持しなければなりません。
新聞によれば昭島市教育委員会は
「大変残念に思う。三日に臨時校長会を開き、生徒の規範意識の指導徹底と健全育成を進め、再発防止に努めるよう求めた」とコメントしたようですが、
これではダメです。
これでは、校長たちは次に同じ事態に直面したときに必ず校内犯罪を「いじめ」として隠蔽するでしょう。
このようなときこそ、犯罪をきちんと発見し、「どこにでもあるいじめ」と偽り隠蔽しなかった教諭や校長、学校をたたえなければならないのです。
私は私なりの手段で明日からそれを行うつもりです。
このブログを読んでくださっているみなさん。
どうか、新聞への投書、ネット掲示板への書き込み等どんな手段でも結構です。
彼らにエールを送ってあげてください。
彼ら(とりわけ発見し、警察に相談した教諭)を孤立させないことこそが学校を正常なものにするために不可欠な道程なのです。