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和田秀樹氏がスクールカーストに言及しました

精神科医和田秀樹氏が、9月10日に発売される

中公新書ラクレ
『「か弱き、純真な子ども」という神話』

の中で、
5ページも裂いて、「スクールカースト」に言及しています。

この本を執筆中、和田氏は拙書『いじめの構造』を読んでくれ、
現代のいじめ解読に「スクールカースト」概念が有用であると判断されたようです。

エコノミストの書評で氏がスクールカーストに興味を持たれたとは了解していましたが、
まさか執筆中の最新刊でそれを解説してくれるとは思いもしませんでいた。



スクールカーストの内容紹介にとどまらず、コフートの専門家らしく、
これに自己愛を絡めて現代のいじめを読み解こうとしています。


私としては、氏がスクールカーストを「発生するもの」と捉えている点が最も興味深かったです。

スクールカーストが「存在する」か「存在しない」かがネット内で論争になる場合、

「俺は感知していた」VS「お前の妄想だ」

という文脈で語られることが多いのですが、この手の話は個人経験では決着がつきません。


「俺の中学時代には発生していた」と「俺の中学時代にはなかった」ならば両立しますし、そもそも論争する必要もありません。


ともあれ、この問題に関心のある方は是非読んでみてください。

この土日には都内大手本屋には並んでいるかも。