団塊の世代はそばを打て

アルファブロガーで若き教員でもある赤沢氏から、退職した団塊の世代が地域にボランティアとして戻ってきて子どもをしかりつけている姿に脱力するという書き込みを頂きました。

彼らの中には、
話す内容はいい歳のくせに反権力的、
でも目下の者に対しては権力者そのものとして振る舞う
という、どうにもいただけない人が大勢います。

私は学校から団塊左翼が消えつつある今こそ、学校教育を立て直す最大のチャンスだと思っているのですが、
赤沢氏のコメントを見て、これから彼らが地域社会で悪影響を振り撒くのかと思うと、
うんざりしてしきました。

確かに教育において叱ることは大切だし、信頼関係ができた後ならば大声で叱り付けることもアリです。でも、赤沢氏のコメントから判断するに、一過性の関係で子どもを怒鳴っていたのでしょう。
そうなると、せっかくボランティアをやる気になっていた子どもがやる気をなくしてしまいます。
それが今の子ども達なのです。
その耐性の無さを克服するのはもとより大切ですが、一朝一夕でできるものではありません。


私のコメント欄で、自分の大学名も名前も名乗らず卒論のアイデアをもらおうという学生に対しても、「お前バカか」ということなく「自分の氏素性を名乗ってメールで聞いてきなさい。そしたら、そのメールが大学4年生として失礼でなければ私見くらい開陳するよ」と返してやらなきゃいけない。そうしないと凹むかキレる者が出てくる。
そして、少しずつまともな行動の取れる人間にしてやらないと育たない。
それが現代のダメダメ教育を受けた子どもや若者の現実です。

団塊の世代の人達よ、頼むからそばでも打つか、ネックの曲がったギターを押入れから取り出してフォークソングでも歌っていておくれ。
あなた方が、子どもに関わって良くなることなど、まずないのだから。