レインボープライドに参加する教育委員を支持する

乙武さんがレインボープライドに参加したそうだ。

乙武さんは、言うまでもなく現在東京都の教育委員である。

その氏がセクシャルマイノリティーのお祭であるレインボープライドに参加したことの意義は限りなく大きい。

 「東京都」=「石原→猪瀬の知事継承」= 保守的 =都知事に選ばれた教育委員も保守的 = セクシャルマイノリティーに差別的

というステレオタイプな図式を崩しただけでも大したものだ。

 私は、学校教育において「男らしさ」「女らしさ」をすべて否定する教条的な「男女共同参画」論者には批判的だが、「多様性の受容」については大賛成である。

 学校の先生と付き合いのある方は、あるいは実感しているかもしれないが、彼らは上辺では「男女平等論者」だが、その実、強烈にジェンダー意識に縛られている。そして、だからこそ上辺だけの「男女平等」や「男女共同参画」を声高に叫ぶのだ。

 でも、セクシャル面に限らず「多様性の受容」とは、そんな教条的な話ではない。

 国際人になるための最もシンプルの方法は、一人でも良いから外国人の友人を持つことだという話を聞いたことがある。

 セクシャルマイノリティーの問題もこれと同じだ。一人でもセクシャルマイノリティーの友人を持つことは、どんな綺麗事を聞くよりも大切なことだと思う。

※ 最近レズビアンの飲み友達ができました(彼女の方がそう思ってくれているかは不明ですが)。それが嬉しい今日この頃です。