2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

福田政権でバウチャー制度は当分なくなった

前政権が検討していた「教育バウチャー制度」をあっさりと「いらないと思う」と切り捨てるような文部科学大臣には早く退場願いたい。もちろんバウチャー制度に対する賛否はそれぞれの意見があると思う。問題は、この新大臣が「教育に競争はなじまない」とい…

「右傾化時代の終焉」で「ゆとり教育」再登場か

安倍総理の無様な辞任劇と、福田自民党総裁(そして多分福田総理)の誕生により10年間以上にわたった「右傾化の時代」は終焉するでしょう。 もちろん、安倍総理の辞任が、それを象徴する出来事であることは間違いありませんが、 「右傾化時代の終焉」を感…

スクールカーストは他人事ではない その5

どのような事情があったのか(建前は病気の深刻化ということですが)知りませんが、総理大臣が最も重要な政治局面でその職を投げ出してしまいました。最も多忙で最も高貴な一族に嫁いだ高学歴女性も、訳のわからぬ病名を理由にして遊び呆けています。そのよ…

安部総理辞任でどうなる教育再生会議(おまけで、どうなる次の総理)

私=森口は、教育再生会議の最大の目的は、教育基本法改正問題から国民の目をそらすことにあったと思っています。 安倍政権を右翼政権だとは思いませんが、総理の支持勢力には相当右の人がいたことは事実でしょう。 そして、右翼も左翼も、互いに「国民はバ…

和田秀樹氏がスクールカーストに言及しました

精神科医の和田秀樹氏が、9月10日に発売される中公新書ラクレ 『「か弱き、純真な子ども」という神話』の中で、 5ページも裂いて、「スクールカースト」に言及しています。この本を執筆中、和田氏は拙書『いじめの構造』を読んでくれ、 現代のいじめ解読…