2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

すごい「いじめ対策」をしていた先生から

本ブログの「このいじめ対策はすごい」という3年前の記事は、今でも多くの方が読んでくれています。この記事のもととなった先生からメールを頂いたので紹介します(ご本人が固有名詞は出さないでほしいとのことなので、概略ですが)。 「その節は様々な角度…

乙武氏記事の削除及びお詫びについて

昨日の「乙武さんの後に道ができた」という記事について、ご本人から記事は事実誤認であるという指摘がありましたので削除します。 本記事は教職員からの伝聞でありますが、 私としては、ご本人及び保護者を賞賛することはあっても批判するつもりは毛頭あり…

普段教育に関心のないテレビとかラジオとか雑誌とか

ここのところ大津いじめ犯罪事件がきっかけになって、テレビとかラジオとか普段教育に関心のない雑誌とかから連絡を頂くのですが、お会いしても労多くして益が少ないので、基本的に「お話しをお伺いしたい」という案件はお断りすることにします。正直 メール…

内藤朝雄氏とのコメント欄を通じた対話

誰かの参考になればと思い、内藤朝雄氏と私(森口朗)のコメント欄を通じた対話を記事欄にアップします。『共産党人脈に本気で期待する』という記事中で 「私が推薦するならば、誰を敵に回すことも恐れない内藤朝雄氏ですけどね。」と書いたことを受けてのコ…

モンペやいじめ犯罪との孤独な戦い

学校現場を歪めるモンスターペアレンツの存在が広く知られるようになりました。 モンスターペアレンツの最も好きな言葉は「人権」です。 つまり彼らは「ひとり人権団体」なのです。 そう考えると、モンスターペアレンツの出現は、人権団体の不当な要求を飲ん…

共産党人脈に本気で期待する

大津のいじめ犯罪事件で、被害児童のご遺族が第三者委員会のメンバーに教育評論家の尾木直樹氏を推薦したと聞いて、本気で驚きました。 「大丈夫ですか?あの方は、今回はさすがに『これは犯罪です、許せない』と叫んでいますが、いつもは加害者も含めて『子…

私も「万能ないじめ対策なんてないと思う」

2009年にこのブログで書いた「この『いじめ対策』はすごい」という記事は、マスコミでいじめ犯罪が大きく報じられるたびに様々な人に紹介されます。現在は、ツイッターというツールがあるので今まで以上に拡散が激しいようで、ここ数日いろんな方々が、…

正直者の左翼に幸あれ

普段は無視するブロゴスの書き込みですが、教員逮捕による一罰百戒を望んだ昨日の記事に対して、極めて正直な左翼(新左翼?)的な本音を書き込んでくださった方がいたので紹介します。 ネットネーム「松原夢望」という方です。コメント全文は以下のとおり …

大人にこそ一罰百戒を

いじめ犯罪による加害者の逮捕は、2000年代になってさほど珍しいことではなくなりました(もちろん、犯罪の量に比すれば氷山の一角ともいえないほど少数ですが)。 でも、残念ながら子ども達は大人ほど罰則を受けた時のダメージが大きくありませんし、ダ…

家宅捜索の次の展開に期待したい

※ 大津の校内犯罪がきっかけで、本ブログはマスコミ関係や行政関係の人達も多数読んでくださっていることが判ったので、今回は少々玄人向けの記事です。 教育委員会と学校に家宅捜索が入り、資料が押収されるという前代未聞の事態が発生した。普段から校内犯…

校内犯罪の証拠の取り方を指導する必要があるかも

拙書『いじめの構造』(新潮新書)で論じましたが、校内で暴行や恐喝といった犯罪が起きた場合は、加害者を強制転校(義務教育)か退学(高校)させ、同時に学校から警察への告発を義務付けるべきだと思っています(今回の大津市の事例では警察ごと腐ってい…

脱原発支持だけど再稼動賛成という意見の行き場所

原発デモが益々盛り上がっているらしい。あくまで私の周りの意見に限定してだが、再稼動反対という人は確かに多い。しかし、言わせていただくならば、普段政治の話なんてしない、それこそ選挙も行かないような人ほど再稼動反対派が多いようだ。大雑把過ぎる…

なぜ「いじめ」を見てみぬふりをするのか

J−castニュースさんから大津市のいじめ自殺問題について留守の間にメールで質問が入っていたのだけれど、深夜に帰宅したら回答期限を過ぎていました。質問を考えたのはJ-castさんなので、あちら様の了解を得て私のブログに掲載します。 Q1 なぜ、教師は…