2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

共産党と民進党の事実上の合併を支持する。争点は「自衛隊は人殺し」か否か

共産党の「自衛隊は人殺し」発言がきっかけとなり、民進党が共産党と野党統一戦線を組んだことへの批判が強まっています。しかし、私は今回の選挙において民進党や社民党が共産党と連携したことを大いに評価しています。 共産党も社民党も民進党も基本的には…

「アベノミクスは失敗」というデマに騙されないために

イギリスがEUから離脱することが確定的となった。これによって世界経済が激動するのは必至だ。となると世界の投資家はキャッシュポジションを高め、株は急落する。中でも日本株は円高とのダブルパンチで大幅安となり、15000円を割り込んだ。 人の不幸は蜜…

野党は、今こそ「生活保護」を真面目に考えてほしい

年収5000万円とも言われた吉本芸人の母が生活保護を貰っていたことで世の中が騒然としたのは2012年だった。早いもので、あれからもう4年がたちました。 マスコミが煽り、世論がバッシングと反バッシングに割れている時に真っ当な議論はできませんが、そのパ…

視界良好。さあ、デモクラシー2.0を始めよう!

ついに舛添都知事が辞任した。 これで、安倍政権にとって参議院選挙、唯一の懸念材料が払拭されたと言えるだろう。 最近、政治資金規正法がザル法なのを良い事に、明らかに私的流用と思われる使い方をしたと思われる政治家の名が2名上がった。 一人は東京都…

「科学」と「信仰」と「神秘主義」、この深遠な関係に挑む  『ダ・ヴィンチの謎、ニュートンの奇跡』(詳伝社新書)  三田 雅広

http://shuukansinsho.hatenadiary.jp/ 無邪気に「科学的結論」を信じることが如何に愚かしいかについては枚挙に暇がない。例えば、精神医療の世界では1935年に「ロボトミー手術」という前頭葉の一部を切除する手術が当時の「科学」の最先端だった。この手術…

左翼系学者の挑戦と限界   『「安倍一強」の謎』(朝日新書) 牧原 出

http://shuukansinsho.hatenadiary.jp/ 民主党政権が終焉し、政治の世界では「安倍一強」時代が続いている。本書は左翼系の大学教授がその謎の解明に挑戦した著作である。 第1章では、与党しか知らなかった自民党が、3年間の民主党政権を経験して「政権交代…

shuukansinsho.hatenadiary.jp 新書を次々と紹介するブログをはじめました。 ブログ名は『習慣新書』です。 皆様のご訪問をお待ちしています。

争点なき参議院選挙で争点化される「舛添問題」

政治的なテーマがあろうがなかろうが、参議院議員選挙は3年ごとに行われる。 消費税増税は見送られた。野党も見送りを主張していたのだから、これは争点にならない。 「消費税を上げる状況を作られなかった」事がアベノミクスの失敗だった、と野党が主張す…