政府による殺人を許すな

内藤朝雄氏から、書き込みがありました。

一人でも多くの人に知ってほしいという内藤さんの思いを受けて、本文にもう一度コピーします。
これをお読みの皆様も是非、ツイートや2ちゃんねる書き込み等の手段で広めてください。

ちなみに私は正直、多くの人が恐れているほどには放射性物質のリスクは高くないと予想しています。
しかし、いわゆる「安全派」のやり口=国民はヒステリーを起こすと仮定して情報を隠蔽する、リスク不明とリスク無しをわざと混同させてマスコミに流す等の手段は決して許されません。
(また、不勉強で恥知らずの大手マスコミがそれをそのまま垂れ流すんだ、これが…)

被爆量が年間1ミリシーベルと上がることによる発ガンリスクの上昇が、もし0.001%であったとしても、1000万人が被爆すれば100名が癌になります。しかも、その100名の多くは子どもでしょう。

ですから、リスク不明でも、いやリスクが不明であるからこそ、無駄なリスクを最小限に抑えることが重要なのです。

以下、内藤さんの書き込み本文

その前に1点だけ、内藤さんへの指摘
肥料にしなくても汚泥処理は困りません。これは純粋に利権の問題だと思います。
そして、だからこそ許せないのです。


「森口さん。ご無沙汰しております。

農林水産省が処理に困った放射性物質で汚染された汚泥を肥料にすることを認める通知をだしました。
これによって日本中の人が大量被曝(内部被曝)することになるはずなのに、なぜか大きく報道されていません。農林水産省は、日本中の人に平等に内部被曝をさせ、子どもを中心に多くの人々を癌で殺そうとしているとしか思えません。数日前、私は知り合いの国会議員や有名文化人に電話をかけてみたところ、「知らない」という人ばかりでした。


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110625ddm012040140000c.html

東日本大震災:膨大な汚泥肥料、使用基準を公表−−農水省


 農林水産省は24日、放射性物質を含む汚泥を原料とする汚泥肥料の取り扱い基準を発表した。公共下水道の汚泥の肥料は、汚泥の放射性セシウム濃度が1キロ当たり200ベクレル以下であれば使用を認めるとした。地域内だけに流通する、集落排水からの汚泥肥料については▽使用する農地の土壌より汚泥のセシウムの濃度が低い▽濃度が1キロ当たり1000ベクレル以下−−の2条件を満たせば、特例措置として13年3月まで認める。【佐藤浩

毎日新聞 2011年6月25日 東京朝刊

 セシウムは汚泥肥料から野菜に移行して人の口から体内に入ります。汚泥をいいかげんに処理するしかたはいろいろあるにせよ、人間の「体の中に処理する」というのは最悪のやりかたです。口から内蔵に入る場合の被曝は、外部から放射線が当たるのとは比べものにならない大きなダメージを与えます。
多くの人が見逃してしまっている隙をついてやられてしまったらたいへんなことになります。いろいろ許せないことが起きていますが、これは緊急にやめさせなければたいへんなことになる最重要課題だと思います。

農林水産省のHP。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/index.html

消費・安全局長の通知

http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/pdf/20110624_23shouan_1893.pdf

(この消費・安全局長は実名で、ひとびとの将来の死に対して、立ち向かうように促されなければならないと思います。この意志決定に関与した者たちは、5年後、10年後に大量の癌死が生じた場合、個人の名前で被告席に立つことになるかもしれません)

橋下知事も、この汚泥を肥料にして全国に流通させるという農林水産省の悪事を知らないかもしれません。
この通知が実行されると大阪を含めて西日本の農産物も完全に汚染されてしまいます。
橋下知事がこれを知れば激怒するでしょう。私が報道で知る限り彼は、この一連の原発事故と放射能汚染の問題に関しては、ほんとうに立派に行動してきたと思います。
彼がまだ知らないとすると、彼に知らせなければと思います(なぜか、このことを知らない人が多いのです。マスメディアが意図的に取り上げないようにしているようです)。

森口さんの知り合いで、橋下知事にメイルを出したり電話をかけたり会ったり出来る人がいましたら、早急に知らせるようにお話しして下さい。森口さん自身が知り合いでしたら彼に伝えて下さい。
それから、橋下知事だけでなく、森口さんのありったけの社会的発言力・政治的影響力を有する知り合い・友人の人脈に、放射性物質のつまった汚泥が肥料になって日本中にばらまかれるということについて知らせてください。おそらく知らない人が多いと思います。

人の命をまもるために、おたがい、がんばりましょう。

内藤朝雄