2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

橋下徹に負けたのは誰だ

大阪市長選挙、大阪府知事選挙に「大阪維新の会」が勝利した。勝利の最大な功労者が橋下市長であることは言うまでもない。 W選挙を仕掛けたのは松井知事という話もあるので、松井知事の政治手腕も相当なものなのだろう。では、橋下氏や松井氏、維新の会は何…

留学生が減ったことを嘆くなら

10年前と比較して米国への留学生が半減しているらしい。この事実から思うことは多いが、 メディアで「最近、若者が内向きになっている」と嘆く老人には、早く退場してほしいと切に願う。そういう方は、何があっても「最近の若者は…」というのだろう。私も「…

共産党支持者の知的劣化と共産党の存在意義

「左」と「右」の対立が、「理想主義」と「現実主義」の対立だと思われていた時代がありました。日本の半数以上の人が、左の主張は正しいと信じていたのです。実際の投票行動は、「正しい主張に賛同」する人もいれば、「現実は正しいことだけではない」と思…

犯罪集団が犯罪をやめたら罪は消えるか

日本共産党は1955年の第6回全国協議会で暴力革命を放棄したことになっている。しかし、その後の選挙戦略は以前とまったく変らず、通るはずもない選挙に立候補して、選挙をオルグ活動に利用している。近年、ようやく選挙戦略に変更が見られるようになっ…

大阪市長選挙から共産党が降りた理由

大阪ダブル選挙において、共産党は大阪市長選挙で候補者を降ろし、府知事選挙では候補者を立てたままにした。市長候補が降りた建前は、「独裁を阻止する」である。共産主義はプロレタリアート独裁を当面の目標とする思想であるから、 共産党が「独裁を阻止す…

競争原理と成果主義だけでは大阪病理は直せない

大阪市長選挙は橋下圧勝の様相らしい。 (独裁が党是の共産党が「独裁阻止」と称して敵前逃亡したことがその証拠である) これで、大阪府知事選挙も「維新の会」が推す松井一郎氏が勝てば、「維新の会」が多数派を占める大阪府議会では教育基本条例が可決さ…

大阪と教育は橋下徹にしか改革できない

橋下徹という方と直接お話したことはないので、その人柄はメディア情報や府庁に勤める友人の話からしか判らないのだが、多分に困った人なのだと思う。 困った人という点では、石原慎太郎東京都知事も同様に感じる方も多いと思うが、石原氏は少なくとも知事と…